この指とまれ「ユーゲント・フィルハーモニカー」演奏会

3月15日(日)午後2時より、ミューザ川崎シンフォニーホールにて 「ユーゲント・フィルハーモニカー」の20周年記念演奏会を14名(うち女性6名)で鑑賞しました。同楽団は 各大学等でクラシック演奏に親しんだ20~40歳代の若手社会人で構成され、正団員は84名。週末に集まって練習をし、定期演奏会の他に福祉施設や地方での公演も行っておられます。アマチュアオーケストラとして有力な存在であり、「社会にオーケストラがどのように貢献していけるかを模索する」という理念で研鑽を重ねておられます。楽団のコンサートマスター清水貴則さんが早大出身というご縁で鑑賞会が実現しました。

曲目は昨年7月のブラームス交響曲第1番、第2番を受けて第3番と第4番でした。指揮は昨年と同じく田中一嘉氏、堂々たる約2時間の演奏でした。熟年の方も多い聴衆は約80名の若さ溢れる演奏に引き込まれました。

指揮者田中一嘉氏は東京交響楽団等の主要オーケストラを指揮し、また日本各地のジュニアオーケストラの指導・指揮など多彩な活動をされています。曲目の交響曲 第3番は、1980年頃、ブラームス作品が、ワグナー派から懐古主義的作風と批判されている中で、ウィーンで初演され大変な好評であったと記録されています。第4番は1886年のウィーン初演ではそれほど評判にはなりませんでしたが、11年後に再演され聴衆から熱烈な拍手を送られたそうです。その1か月後ブラームスは癌で63歳の生涯を閉じました。

演奏会後の懇親会では、今回参加された部会「コーラス・マルーン」の指導者立原先生から「演奏者が40歳代以下と若いので、演奏に切れ味があり、素晴らしかったですね。」と感想をいただきました。お店の雰囲気が良く、中華料理も美味しく、楽しい語らいの2時間を過ごして散会となりました。
鈴木修 記


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