<この指とまれ>新企画 岩城弘子「箏曲」演奏会:ご報告

チョット前ですが、、、

今回ご参加の皆様

9月21日(日)、銀座王子ホールにて岩城弘子箏曲演奏会「この指止まれ」が開催され、会員とご家族を合わせて7名が参加しました。          「箏」と言えば宮城道雄の「春の海」を思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか?新春に相応しい格調高い箏の調べは正に「琴線に触れる」音色ですよね。                   今回ご参加の全員が生の「箏演奏」初、その体験記を報告します。

岩城弘子氏は長年、早稲田大学国際学部や箏曲研究会の講師として学生を指導されており、また当日は箏曲研究会OGも演奏者として出演していたことから、本会としてもご縁の深い演奏会でした。

当日の演奏曲目は以下の三曲です。

  • 宮城道雄作曲「落葉の踊」(1921年)
  • 光崎検校作曲「五段砧」(19世紀後半)
  • 宮城道雄作曲「菊の栄」(1956年)

21名の和楽器の大演奏は正に圧巻。   客席からは万雷の拍手(*)

演奏者全員が着物姿で登場し、舞台は華やかさと格調 を兼ね備えた雰囲気に満ちていました。最後の総勢21名による合唱付き大合奏では迫力ある舞台が繰り広げられ、会場全体が感動に包まれ盛大な拍手が送られました。

「箏演奏」の生演奏を初めて聴いた参加者からは、
「素晴らしい演奏で驚嘆した」
「素敵な一日になった」
「70歳を過ぎてから生まれて初めての貴重な経験をすることができた」「箏のイメージが変わった」「眠くなるのでは?と思っていたが、ワクワクして最後まで楽しめた」といった感想が寄せられ、音楽の力と日本伝統文化の奥深さを改めて実感する機会となりました。

次回は、是非より多くの会員の皆様とご一緒に箏演奏のひと時を楽しみましょう。

 

*舞台写真は主催者のご厚意によるもので、大田稲門会の為に特別にご提供いただきました。無断撮影ではありませんし、撮影は許可されておりません。

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