_ 大田稲門会 会長 安田 伸商(1973商)
大田稲門会会員の皆様、改めて新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様には穏やかに新年を迎えられたものとお慶び申し上げます。
本年も引続き、大田稲門会を支えて頂きますよう、宜しくお願い致します。
1月21日(土)に2020年2月以来、3年振りに新年会を開催することが出来ました。
当日は、寒波到来を思わせる寒い中、90名を超える方々にご参集頂き、来賓として近隣の稲門会からも6名もの代表の方にご臨席頂きました。
第1部の講演会では、当会の会員であり、池井戸潤作「下町ロケットガウディ計画」の人口心臓開発に挑戦した物語のモデルにもなった安久工機の社長であります田中 隆様により「複合技能で不可能を可能に!」と題する講演を頂きました。大田区が誇る「ものづくり」の真髄を自社が開発したエピソードをスライド・動画を通じて熱く語って頂きました。また、早稲田大学理工研究科時代の興味深い話には、受講した会員一同が和む場面も作って頂き、学び舎としての講演のみならず、楽しい雰囲気となる講演会となりました。⇒詳細は、4月発行の会報39号にて掲載予定。楽しみにお待ち願います。
第2部の懇親会は、当会会員の高橋民夫さんによる軽妙なタッチの司会で幕が開き、新入会員紹介の場面では、入会された7名の方々から、流石早稲田の校友と思わせる多様性に及ぶ個性溢れる自己紹介を語って頂き、大いに会場を盛り立てて頂きました。
残念なことに、当日予定していました当会会員のシャンソン歌手である樫村ひろ子さんによるミニリサイタルは急遽中止の決定となり、楽しみにされていた会員の皆様には申し訳ない思いとなってしまいましたが、ご本人のご都合が良ければ5月の総会懇親会でリベンジして頂こうと思っております。
締めは、勿論彼を置いて他にない神山正幸さんの指揮による校歌「都の西北」をマスク越しに斉唱し、無事お開きとなりました。
こうして、3年振りに開催致しました新年会を経て、先々のコロナ禍は未だ予断を許さない状況が続くものと思われますが、大田稲門会と致しましては、発信されていますウイズコロナの方針や直近の感染レベルの引き下げと言った緩和策の報道などを踏まえ、まん延防止等の行動制限が発信されない限り、感染対策を十分に施した上で、部会活動を含めたイベント行事を進めて行きたいと考えます。