_ 大田稲門会 会長 安田伸商(1973商)
大田稲門会会員の皆様、改めて新年おめでとうございます。
会員の皆様には、穏やかに新年を迎えられたものとお慶び申し上げます。本年も引続き、大田稲門会へのご支援・ご協力を宜しくお願いいたします。
今年は、新年早々能登半島の大地震、羽田空港での航空機衝突事故が発生し、甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興を願わずにはいられない新年の幕開けとなりました。
1月27日(土)に大田稲門会の新年会を西蒲田にあります「プラザ・アペア」の会場にて開催いたしました。当日は、100名を超える方々にご参集頂き、来賓として近隣の稲門会から3名もの代表の方にご臨席頂きました。
第1部の講演会では、初の試みとして、地元大田区の「劇団山の手事情社」所属の俳優にて校友でもあります山本芳郎様(1991年法卒)とサポート役の小笠原くみこ様による、「ワークショップ型」の「演劇の手法を使った健康エクササイズ」と題する講演を頂きました。今回は単に講演をお聞きするだけではなく、参加された皆様と一緒に、健康維持にもつながる身体のほぐし方・伸ばし方のコツをはじめ、声の出し方などをご教示頂き、知らぬ間に一汗を掻いてしまうほどの運動量ともなり、改めて知力・体力が求められる劇団俳優の凄さを垣間見る貴重なワークショップ型講演の体験となりました。
第2部の懇親会は、当会員の高橋民夫さんによる軽妙なタッチの司会で幕が開き、宴もたけなわ中座のイベントとして、真打落語家「春風亭柳之助」師匠による演目【一目上がり】の落語を堪能いたしました。正月ならではの枕噺から場内は大爆笑、流石真打と唸らせる落語の妙をたっぷり味わわせて頂きました。
続いて、新入会員紹介の場面では、この1年間に新しく入会された28名の内、当日参加された方々から、早稲田校友ならではの多様性を帯びた個性溢れる自己紹介を語って頂き、大いに会場を盛り立てて頂きました。
そして、当日募らせて頂きました「能登半島地震災害義援金」には、会員の皆様からの温かいご協力により94,800円もの募金となり、大学を通じて被災地に贈られるものとなりました。ご協力頂きました会員の皆様に重ねて感謝申し上げます。有難うございました。
締めは勿論、この人を置いて他にない神山正幸さんの重厚溢れる指揮による、校歌「都の西北」の大合唱にて、無事お開きとなりました。
*当日の新年会の模様は、4月に発行される会報41号にて掲載いたしますので、是非ご一読頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。