_大田稲門会では毎年大田区在住の現役早稲田大学生に参加を呼びかけ、就職活動支援のセミナーを行っており今年で8年目を迎えた。
_講師は上田晶美会員(1983教育卒、ハナマルキャリア総研代表、「女子が一生食べていける仕事選び」他著作多数)、参加学生は2名、これにOBの先輩を加え当会役員共々。6名でのセミナーとなった。
_まず上田講師からインターンシップとそのエントリーシートについてのプレゼンテーション、続いて先輩が自分の体験談を語り参加学生との質疑応答のセッションを行った。
_参加学生の悩みは、インターンシップには参加したいが、どのような業種・企業が良いか?選択肢が多すぎて絞り切れないなどの悩みに対し、上田講師や先輩からのアドバイスがあり有意義なセミナーを終えた。(磯部記)
_近年の就活早期化に伴い、学生たちの就職活動のスタート時期の早まり、焦りなどを象徴するかのように大学1.2年生からの応募でした。(1年生は一人不参加)。早期化というのはインターンシップの位置づけが2年前から、より第一次選考寄りになったことに伴ったものです。インターンシップは早期選考の入り口ととらえ、「仕事体験」という本来の目的とは乖離してきています。
_とはいえ、その波に乗らざるを得ない現実があるため、このように学外からの先輩方の話を聞く機会というのはさらに貴重なものとなっていると考えられます。OBの仕事を聞いて「○〇重工」の仕事の幅広さに驚いたり、外資の会社にチャレンジする若手OBの話を聞いたりするなど、生きた業界研究ができたと思います。
_産業理解の幅を広げてミスマッチの少ない就職に生かしてもらうためにも、交流会の価値を感じました。(上田講師評)