三島写楽合宿記
4月3日花冷えの中、各自新幹線や在来線で12時に三島駅に集合し、三島修善寺方面写楽合宿のスタートです。 あいにくの空模様の中どうにかしてでも、「富士山と桜」を撮るをメインテーマにして日産レンタカーに乗り込みました。午後は、晴れるという天気予報に期待していましたが、曇時々雨の中、伊豆西海岸沿いを走らせました。雨の海も飄々として中々風情が
あります。その内、雨も止み薄曇りの中,桜と菜の花の美しいコラボレーションの場で下車し、夢中で今日初めての撮影をしました。
なまこ壁の屋敷にたどり着き、手前の川と対岸の桜。桜のピンクと壁の白、川に映る景色に感動です。今日の宿に向かう途中、川端康成の「伊豆の踊子」の舞台となった天城越えし、トンネルを出ると雲の中というか霧が立ち込め、小説を思い巡らすのに十分な雰囲気でした。
そうこうする内に修善寺近くの「大仁ホテル」に到着。広めのお風呂と露天風呂に満足し、夕食は地元の野菜、豚肉ソテー、てんぷら刺身でお酒が美味しかったと思います。次に部屋飲みに移り、既にお酒も回り普段にはない会話で盛り上がり、楽しい時間を過ごせた
と思
います。翌日は、打って変わり朝は晴れ。ホテルの部屋から富士山を撮影出来た方もいらっしゃいました。出発の頃になると快晴とはいかず、山並みに雲がかかり念願の富士山はどこかに消えてしまいました。気を取り直して、三島大社に向かいまし
た。すごい人、人でパーキング探しに苦労しましたが、枝垂桜はじめ、各種美しい桜のオンパレードでした。何処行ってもピンク、ピンクの世界です。それから、念願の富士山を求めてスカイウオークに向かいました。全長400メートルの吊橋、富士山や駿河湾が見渡せるはずでした。ちょっと揺れたり風に足を取られたり、スリルを味わいましたが、記念撮影等してとても楽しい思い
出になりました。楽しく大満足の締めくくりに、三島駅前の鰻屋で打ち上げとなり名残惜しくも無事終了となり、各自各車中の人となりました。最後にそれなりに撮影できたし、運転してくださった方々の力量、撮影旅行の計画を緻密にしてくださった方に感謝です。
(岩崎久代 記)