~魚福ふぐ釣り大会~船上は大興奮!
待ちに待った「魚福」恒例のふぐ釣り。
今回は土田さん、神山さんのご友人を含めた総勢11名が羽田「えさ政」に集結しました。天候は晴れ、風も穏やかで、絶好の釣り日和。皆、早朝にもかかわらす、気合十分です。
船頭さんから「仕掛けの扱い方や誘い方」の心得を伝授いただき、いざ出発。エビの殻をむきつつ、かなり遠くまで来ただろうか、合図とともに一斉に竿を下ろすと、直後に私の目の前で仕掛けが複雑に絡まり合う「お祭り騒ぎ」。ようやく解けたと思ったら、今度は「上げてくださ~い!」の合図。わずか十数分で最初のポイントを移動することに。どうやらまだ誰も釣れていない…と思いきや、松本さんが見事にBIGサイズのホウボウを釣り上げ、船上は驚きと感動に包まれました。
その後は小刻みに場所を変えながらの挑戦。小アジが次々と釣り上がり、「これはタタキに最高だ!」と盛り上がる場面もあれば、宇田川さんが極小カワハギ、さらには大サバまで、次々と多彩な魚がヒット。釣り用語で「外道」と呼ばれる魚たちですが、この日の“外道”たちはむしろ主役級のスター揃いで、笑いと歓声が絶えません。
そしていよいよ本命のショウウサイフグを差し置いてサバフグが大量にヒットし始めると、船上はさらに熱気を帯びます。ところが、このサバフグ、歯が鋭く糸を食いちぎってしまう強敵。「あー、やられた!」「また針を取られた!」と悲鳴と笑いが飛び交い、追加注文で仕掛けをどんどん補充。ついには船にあった仕掛けをすべて使い果たすほどの奮闘となりました。
海と格闘する数時間はあっという間に過ぎ、気づけば港に戻る時間。釣果のバケツを覗けば、大アジ、小アジ、サバ、ホウボウ、サバフグにショウサイフグと、色とりどりの魚たちがぎっしり。達成感に満ちた笑顔で港へと戻りました。
釣りの後は、黒湯温泉「ヌーランド」で汗と潮を流し、いよいよ大宴会へ。オールスターたちが刺身となって現れたときは「オー」という歓声が!!さらに、ふぐの唐揚げ、ふぐちりといった、前回を上回る豪華料理が並び、釣り上げたばかりの魚たちを肴にお酒が進みました。ラストオーダーの声がかかってもその勢いは止まらず、魚福メンバーとご友人の“肝臓の強さ”には改めて驚かされました。最後は恒例の「都の西北」を全員で歌い上げ、最高の一日を締めくくりました。
今回の企画にご尽力いただいた神山部会長、宇田川副部会長には心より感謝申し上げます。参加者集め、えさ政の手配や交渉など大変だったことと思います。
私は60歳で初めて魚福に参加し、釣りの楽しさ、温泉の心地よさ、そして仲間と囲む釣りたての魚の美味しさに魅了され、すっかり皆勤賞。まだ参加されたことのない方も、ぜひ一緒にこの感動を味わいましょう。次回のご参加を心よりお待ちしています。
平井達哉(1987教育)
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