今回はベテラン力士の高安が贔屓という川田和照さん(1982 社学)に観戦記を執筆して頂きました。
9月14日木曜日、朝までの雨も上がり午後からは抜けるような青空が国技館の上空に広がっていました。相撲部会員20名が三々五々集まり9月場所5日目を各人のご贔屓力士、好取組に歓声を上げつつ次から次へと続く大熱戦を堪能しました。取り組み
終了後は櫓からの跳ね太鼓に見送られながら「すもう茶屋 寺尾」にて恒例の懇親会が開催され、部会員の皆様と相撲談議に花を咲かせながら楽しい時間を過ごしました。
さて、当日は序盤戦最後の5日目ということもあり多くの好取組が割られていました。
その中で勝手ながら私の推し力士を中心に印象に残った取り組みをいくつか振り返ります。まずは多彩な技と予測不能な動きで人気者の宇良対久し振りに元気な若元春。大熱戦の末、終始下からの攻めで最後は「外掛け」を決めて宇良の勝ち。余談ではありますが今場所幕内では決まり手「外掛け」はこの一番のみ。現役では遣い手といわれる豊昇龍が休場ではありますが、「つり出し」と「外掛け」は近年稀有な技となっています。次に、私一推しの高安。前々日は大関霧島、前日は横綱大の里に土を付け36歳6か月で7個目の金星を獲得。この勢いで連勝をと期待していましたが琴勝峰に押し出されて完敗。3番目には藤ノ川対伯乃富士の新三役対決。毎日負けん気の塊が弾丸のように突進していく新関脇藤ノ川と新小結伯乃富士の一番は両者闘志むき出しの激しい相撲の末、藤ノ川の勝ち。この両者の対戦は来場所以降も目の離せない好取組みになることでしょう。次に1勝3敗と波に乗れない推しの豪ノ山対大関安青錦。安青錦への声援が圧倒している中、今場所最高の「これぞ豪ノ山」という厳しい相撲で押し倒して圧勝(ヨシッ!)。結びの一番は大の里対義ノ富士。前日、土のついた大の里が過去4連敗中の相手にどういう相撲を取るか注目でしたが危なげなく寄り切って横綱が一日を締めて打ち出しとなりました。
場所は12日目までは大の里が単独トップを堅持していましたが、13日目、14日目と連敗し千秋楽に安青錦との11勝3敗の相星対決。大の里が横綱相撲で制して一年ぶりの優勝で幕を閉じました。
さて相撲部会は年3場所の国技館での本場所観戦を活動の基本としています。次回の令和9年1月場所も抽選に当たれば12月初旬に募集をする予定です。興味のある方は是非応募してください。


