
勝海州記念館
梅雨も小休止の7月5日(日)、大田区景勝の地の一つ洗足池公園に隣接する一角に建つ「勝海舟記念館」を会員13名で見学しました。
勝海舟(1823–1899)は、来年の大河ドラマの主人公・小栗忠順のライバルとされ、幕末から明治初期にかけて日本の海軍創設に尽力、太平洋横断の咸臨丸艦長に起用され、戊辰戦争では薩摩藩とのハードネゴシエーターとして、江戸城無血開城を実現した武士・政治学者として勝海州はご存知の通りです。

聞く方も熱心
当日は、大田稲門会特別仕様として学芸員の方から時間を大幅に超過する程に、丁寧且つ熱のこもったご説明をいただきました。
今回の見学では、いくつもの興味深い事実に触れることができました。

大森6中隣の 別荘跡地
「勝海舟は洗足池の風光明媚さを気に入り住んだ」と言われていますが、実は洗足池付近で暗殺されかかったことがきっかけでこの地と出会った!
海舟はオランダ語の達人で、58巻のオランダ語辞書を1年間借り受け、2冊分を書き写して1冊を売却し、その代金でレンタル料を支払った!その書き写しが記念館に展示されており、達筆ぶりと金策ぶりに驚かされます。

数十個の印鑑に 見入る会員
勝海舟は印章マニアだった?!洗練されたデザインの印章を多数作っていた!

藩邸で。直談判?
無血開城の交渉場面として有名な絵は、実は、西郷隆盛と勝海舟が江戸城会見前に薩摩藩邸で対面した場面を描いたものです

勝海舟の胸像を囲んで
学芸員の方は、海舟宛の膨大な書簡を一通ずつ丁寧に読み解いておられ、その根気強い研究姿勢に触れ、大田区ミュージアムの底力を実感した一日となりました。
参加された皆様、そしてご協力くださった勝海舟記念館の皆様に心より感謝申し上げます。
追伸:今回のナビゲーター学芸員・星川様より次回展示の情報が寄せられました (詳細は本日7/17当館にて公開)。「是非お越しください!」
「KOROKU 海舟の息子・勝小鹿の生涯」 会期:2020年8月21日~12月27日
会場:大田区南千束2-3-1 勝海舟記念館
担当:片岡幸枝

