東調布第三小学校 落語教室 10月28日 開催



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久が原にある東調布第三小学校は、あの落語界の風雲児「故立川談志」の出身校で、私中山は彼のクラスメートとして、終戦直後鵜の木から一緒に歩いて通学し、学校で多摩川でと遊びまわったものです。当時から談志(松岡君)は、ラジオで落語を聞き学校で披露するなど、落語の才は飛びぬけていたものでした。
_この縁で東調布第三小学校は落語に親しく、立川派とはいろいろな接点がありました。この中で生まれたのが、この「落語教室」であり、平成25年からこの9年間続けてきております。講師は、最初立川獅子丸(2019年真打)が5年間、そして今の「立川志ら門」(立川志らくの弟子で現在二つ目)、が4年この落語教室を担当しています。
_今はコロナ禍であり、開催は3年生と6年生が各々1時間体育館に集まり直接落語教室に参加、その他の学年は各教室で落語教室の中継を見るという、この時間帯は学校全部が「落語」に染まっています。
またこの教室は9年間続いていますので、1年生になった年から卒業までの6年間、毎年本物の落語に触れることが出来るというユニークな取り組みになっております。
_内容は、志ら門が「初天神と禁酒番屋」をわかりやすく演じながら、所作や声色で登場人物を教えます。その後は希望者が小話を演じるのですが、3年生も6年生も元気に手を挙げる生徒が続出し、本当に落語になじんでいるのだな!と感じた次第です。
_そして最後は先生が小話を一席演じ、全員の拍手で落語教室が終わりました。
大田稲門会からは若干のお手伝いとして安田会長以下数人の役員が参加しております。実際は先生と生徒さんがほとんど動いておりお手伝いもないのですが、小学生が落語に集中し積極的に手を挙げる姿は、とても元気をもらうものでした。
_          大田稲門会落語部会会長 中山快晴

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