この指とまれ「山種美術館・根津美術館の特別展巡り」

_開催日5月9日(火)は好天に恵まれました。参加者12名は、14時恵比寿駅西口に集合し、都バスでまず日本画専門の山種美術館(渋谷区広尾)へ向かう。富士山の世界遺産登録10周年を記念しての特別展「富士と桜」です。葛飾北斎「富嶽三十六景」、歌川広重「東海道五拾三次」、横山大観「霊峰不二」、奥村土牛「醍醐」、上村松園「桜可里」等々の名品をじっくりと鑑賞。富士山と桜の美しさには思わず皆、感動しました。日本人の感性に響きます。
_次に30分ほど歩いて多くの古美術品を所蔵する根津美術館(港区南青山)へ。特別展 「国宝 燕子花図(かきつばたず)屏風 光琳の生きた時代」です。やはり18世紀、尾形光琳が到達した芸術的頂点である大きな「燕子花図屏風」の存在感は圧倒的でした。参加者は皆、引き込まれるようにしばし見つめ続けました。他の古美術品なども鑑賞し、庭園(創設者根津嘉一郎の私邸跡)も見て、徒歩10分、青山学院敷地内のレストランへ。安田会長のご挨拶のあと、軽いディナーを味わいながら、賑やかな談笑が続きました。名残は尽きない中、珈琲を飲んでお開きとなりました。
_日本の芸術に親しんだ春の一日でした。   世話人 鈴木 修

   

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