3月15日に横須賀の記念艦「三笠」を見学してきました。参加者は12名、まずは有名なドブ板通りで早めの腹拵えを…著名なお店で海軍カレーやネイビーバーガーをいただきました。さて私が食べたハンバーガーのデカいこと!カブりつくのに顎が痛くなりました。店を出たあと、お隣のジャンパー屋さんで背中にトラが吠えるド派手なスカジャンを買う人も…。ご贔屓の阪神タイガースの試合に着ていくそうです。
腹ごなしの散歩を兼ねて三笠公園へ…。15分ほどで「三笠」が見えてきました。「三笠」は明治38年(1905年)の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った日本連合艦隊の旗艦で、イギリスに発注した当時最新鋭の戦艦でした。かつてNHKで「坂の上の雲」(司馬遼太郎作)が放送されました。そのハイライトが日本海海戦であり、ご記憶の方も多いことでしょう。
入艦後、来場者向けの解説ビデオを見てから艦内をまわります。甲板部の副砲(15cm)や補助砲(8cm)、艦内に入ると当時を再現した居室、当時の歴史史料の展示コーナー、日本海海戦の操艦を再現したシミュレーションコーナーなど見どころは多数ありますが、やはり一番人気は前部の30cm主砲の連装砲塔から艦橋にかけてのエリアでしょう。この主砲塔の横で、不肖薄根が日露戦争の「三笠」から太平洋戦争の「大和」に至る戦艦の主砲配置の変遷について一席弁じました。(自分で言うのもナンですが面白いテーマだと思っています)
そして艦橋最上部に上がれば、そこは東郷平八郎司令長官や秋山真之参謀などが描かれた、あの有名な絵画の舞台です。私たちが訪れた横須賀の海は「本日天気晴朗にして波静か」。東郷司令長官、秋山参謀に加えて加藤参謀長、伊地知艦長の立ち位置には表示がありそこに立つことができます。ここから6kmほどの距離をおいて、ロシア艦隊との苛烈な砲撃戦の末に日本連合艦隊は圧勝します。明治38年5月27日から翌28日にかけてのことです。
このあとのポーツマス講和会議を経て日露戦争は終結し、そして40年後に日本は昭和20年8月15日を迎えます。明治の始まりから太平洋戦争の敗戦までの約80年間の歴史の中で日本海海戦はその中間に位置しているわけです。日本近代史の復習というべきか、あらためていろいろと考えるものがありました。
さて「三笠」の後は二手に分かれ船に乗り猿島(現在は無人島ですが旧陸海軍の要塞跡があります)に行くグループと近くのショッピングセンターで一休みのグループに分かれます。猿島は結構高いところに登りますが皆さん健脚揃いで元気一杯で楽しんできました。
二つのグループの合流後は横須賀中央駅の近くの店で懇親会です。新鮮な刺身や地元産の野菜を使った料理に舌鼓を打ち、またお店のオススメのお酒も美味しく、皆さんご機嫌で家路につきました。
(遺跡・史跡ウォーキング部会長 薄根義信)












