日本酒愛好会「熊澤酒造見学会」

_2023年11月9日、久しぶりに蔵元の見学会を開催した。場所は茅ケ崎からのJR相模線「香川駅」そばの「熊澤酒造」、2013年に訪問しているので10年ぶりの再訪問となった。現社長の熊澤茂吉氏は六代目、早稲田の校友である。
_「天青」がここの日本酒のブランド名であるが、日本酒以外に多種のクラフトビール・エール類、パン(実はこれが大人気で再訪の大きな理由であった)、さらに日本酒の酒粕を利用し薬草を加え蒸留したジンなど、日本酒の枠を超えた酒を造っている。また酒造りでだけでなく、「MOKICHI」ブランドで茅ケ崎や鎌倉にレストランやフードショップを展開するなど、日本酒造りを超えた事業展開をしている蔵元である。
_参加総数は16名、到着後熊沢社長自らに酒造内を案内いただき、併設の蔵元料理「天青」で酒の会を開催した。会場は昔建屋内にあった仕込み蔵を改造した大部屋で窓から作業エリアの仕込みタンクを見ながらの会となった。
_料理は蔵元美膳のコース料理、日本酒愛好会としては日本酒で乾杯をするのが通例であるが、今回はその禁を破り熊澤酒造製のビール「ピルスナー」で乾杯、そして純米大吟醸の「雨過天青」以下四種の「天青」、さらにはこの秋出来立ての「おりがらみ」と、五種のお酒に舌鼓を打った。
_会食後敷地内のショップでお目当てのパンを購入し、熊澤酒造を後にした。「香川駅」にて解散し希望者が一駅先の寒川神社に参拝し秋晴の一日を締めくくった。(磯部記)
当日の様子は、写真をクリックしてご覧ください。

カテゴリー: 18.日本酒愛好会, 3.部会・研究会・親睦サロン パーマリンク