第2回美術館・博物館巡り:「昭和のくらし博物館」

1月31日、13名の参加者で久が原の「昭和のくらし博物館」に訪れました。

施設を背景に集合写真

閑静な住宅街にあり、案内看板を見逃してしまいそうなほどひっそそりとした静かな場所にあります。この博物館は1951年築の個人宅を家財道具ごと公開し、「昭和30年代の暮らしをそのまま伝える貴重な施設」として登録有形文化財に指定されています。

懐かしい!

あったよね。

文字通り昭和香り満載の佇まいに暫く時間の流れを忘れてしまうような懐かしさと憧憬を満喫しました。到着するとガイドの方々に迎えられ、中庭で大田稲門会向けのレクチャーを受けました。

解説に耳を傾ける参加者

周囲が新しい住宅に変わる中、館長の小泉さんは庶民の暮らしを残すため自宅を保存し、特別展を重ねて昨年10月には菊池寛賞を受賞されました。青空の下で聞く熱意あるお話は印象的でした。続いて館内で、小泉館長のお父様が設計した住まいの工夫について説明を受けました。住宅金融公庫の融資を受けられるよう18坪に設計し、本棚裏の収納や手づくりの椅子、子どもがぶつからないよう柱の角を削るなど、随所に家族への思いが込められていました。展示は戦後80年に合わせ、戦時中の生活用品やおもちゃが並び、双六やカード類など貴重な品も見られました。

最後はお決まりの懇親会

見学後の懇親会では「懐かしい」「来られてよかった」「知らない場所だったので新鮮だった」などの感想が寄せられました。小泉館長は「今の人は手のひらばかり見て大変ね(スマホを見る仕草)」と語られたそうです。便利になった令和の今、私たちは昭和に何か大切なものを置いてきてしまったのかもしれません。

 

担当 片岡幸枝

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