8月24日、日本酒愛好会の会合が旗の台「酔い肴とメシ かもすや」にて開催されました。真夏の夕に、昔から日本酒愛好会とも馴染みが深く、各地の銘酒を取りそろえる隠れた名店に集いました!
今回は20名以上の参加、非常にぎやかな会となりました。
日本酒に因んだこの会ですが、まずは恒例の”酒の蘊蓄”で会が口開けされます。
~今回のテーマは「下り酒」~
冒頭一部だけご紹介します、機会あれば明日からご活用ください。
-江戸時代、醸造技術で勝る京や大坂などの上方(関西)の日本酒は高級品。江戸では上方の酒は(上方から下ってきた)「下り酒」と言われ、もてはやされました。
江戸に行けないそれ以外の酒を「くだらないもの(下り酒ではないもの)」と言ったことから、現在でも使われるこの言葉が生まれました。(諸説あり)
日々使う言葉に日本酒の歴史が隠れているのは面白いものです
ずらりと並ぶ銘酒を今宵は全て自由に頂いていい中、御誕生日を迎える方を始め長寿を祝う「鶴齢」にて乾杯。
その後、熊本の「香露」、青森「喜久泉」、島根「玉櫻」、山形「初孫」、長野「大信州」など各地の銘酒を、まるで日本中を旅するかの如く堪能しました。
料理(肴)により日本酒は深みを増すともいわれますが、日本酒とのコンビネーション抜群の鮎の姿焼きや鮮魚を中心にした創作料理が銘酒をより引き立てます。
そしてそれ以上の酒の肴は、なにより皆で集まり語るこの時間。
私は日本酒初心者でしたが、みなさん日本酒への造詣深く、各日本酒の土地柄や技法などをお聞きする中、日本酒は背景を知ればより美味しくなることも実感した夜でした。