演劇を観る会、皆様、ご参加されませんか?まだ、芝居の楽しさをご存知ない方、芝居は敷居が高いと感じている方、知らない世界を知る機会が、「この指とまれ」の演劇を観る会の中にあるのです。是非ご一緒しましょう。きっと、違う世界が広がると思います。
さて、本題。8月27日、新宿サザンシアターで、井上ひさし氏のこまつ座公演「頭痛肩こり樋口一葉」を観て来ました。
こまつ座社長の井上麻矢さんと、熊川会長がお知り合いのため、毎回、中央前方の良い席をご用意して下さいます。しかも定価1200円のプログラム付きなのです。
樋口一葉の生きた明治時代は、男性中心の社会ですので、女性は閉塞した日常を送っていました。しかも、19歳という若さで、戸主となり、母、妹を養う貧困生活。頭痛もするでしょうし、肩こりもするでしょう。
筆1本で生活をどうにかしたい、でも、どうにもならない生活の中、毎年お盆の7月16日夕方から、女性の幽霊(花螢)が見えるようになり、現世とあの世が交わりながら、花螢と心を通わせてゆく物語です。
登場するのは、女優6人。
健気に一家を支える樋口一葉は貫地谷しほり。
宝塚の元トップスター、高寿たつき。
井上作品「父と暮らせば」の主役で、まだ記憶に新しい 瀬戸さおり。
TVドラマで見かける岡本玲。
70歳過ぎても このパワーか!と驚く程の毒親ぶりを発揮した 増子倭文江。
そして 何よりも惹きつけられたのは、幽霊 花螢役の 若村麻由美。持ち前の美貌とコメディエンヌぶりは、とても魅力的でした。実際の若村さんの芝居を観ることが出来て、感激しました。
この貧しさの中で苦しんだ樋口一葉が、現在、5000円札の肖像顔となっています。お金に苦労した樋口一葉が、あの世でどう感じているのだろう、と思ってしまいました。
2時間40分程の芝居でしたが、観て良かった!また観たい!と思える作品でした。
皆様も是非、演劇を楽しみ会で、新しい発見をして頂きたい と、心から思います。
樫村 ひろ子





